よくある質問

Q. DMX入力と同時に隣のポートをマージする
A.

Ethernet-DMXシリーズのファームウェアは、エンハンスドマージ機能により、異なるDMXユニバースのチャンネルをミックスする機能を持ちます。

マージ機能には4つのマージポリシー(ルール)があり、これは2つのメインセットアップカテゴリーで設定します。

 

ローカルマージ機能

 2つの異なったDMXラインを同じ物理デバイス(ノード)でマージします。

 マージポリシーは主にインプットに対して設定します。

IPマージ

 ネットワーク上にある4つの異なるDMXかArtNetかsACNの通信をマージします。

 マージポリシーはIPバックアップ指定をしないOutputに適用可能です。

 

 

【利用可能なマージ方法】

 

HTP...高いレベルを優先(調光器などの一般チャンネルに適用するポリシー)

   4つのArtNetかsACNをマージできます。

 

LTP...最後に実行したデータを優先(ムービングライトのバックアップなどに使用可能)

   4つのArtNetかsACNをマージできます。

 

Backup...入力ポートまたは出力ポートで指定し、入力ポートで指定する場合は2番目の入力としてこのポートに

    バックアップコンソールを接続できます。

    出力ポートに対して適用する場合は、バックアップArtNetソースかsACNソースの指定が可能です。

 

Custom...各ユニバースチャンネル毎にどのポリシー(HTP/LTP)を適用するか定義できます。

    また、幾つかのチャンネルはDMXによるリモートコントロールトリガーを可能にします。

    これは、マージポリシーをリモート制御し、適用されるポリシーは、インプットかアウトプットかで異なります。

 

 

インプット(ローカルモード)

  方向 プロトコル ユニバース モード
アウトレット1 入力 ArtNet/sACN 1(01) マージ
アウトレット2 入力 - ch1 HTP/LTP/Backup/Custom
アウトレット3 入力 - 2(02) 無効
アウトレット4 入力 - 3(03) 無効

この例では、”ローカルマージ”モードが選択されています。2番目のアウトレットは自動的にマージインプットにセットされています。

2つ目のアウトレットはアウトレット1(プライマリーインプット)のモードがマージ設定されている間、ユニバースの選択ができなくなります。

代わりにDMXのスタートチャンネルアドレス(1~512)を設定できます。これは、どのチャンネルアドレスからマージするかのオフセット設定です。

また、セカンダリーインプットのマージポリシーをLTPまたはHTPに設定した時に表示されます。

このマージポリシーはユニバース内の全てのチャンネルに適用されます。

 

”バックアップ”を選択した場合、青いアイコンがアウトレット2の左側に表示され、このアイコンをクリックすると、以下のウィンドウが表示されます。


このメニューでは、バックアップ時間(400~9999ms)を選択できます。この指定した時間は、プライマリーインプットからの信号が途絶えた場合、自動的にセカンダリーインプットに切り替わるまでの時間です。

プライマリーインプットからの信号が回復した場合、自動的にプライマリーインプットへ復帰するには、チェックを入れてください。チェックボックスをオフにする場合、トリガーユニバースとリカバリーチャンネルを指定しなければなりません。

”Custom”を選択した場合、青いアイコンがアウトレット2の左側に表示され、このアイコンをクリックすると、下図のウィンドウが表示されます。

”テーブル表示”をクリックすると、このポートに対するソフトパッチが可能であることが確認できます。

 

オフセットS1/S2

 2つのアウトレットのスタートチャンネルの値を入力します。例えばチャンネル3でソース1のチャンネル1を制御する必要があれば、3を入力します。

 

From-To

 このレンジは連続した複数のチャンネルにポリシーを適用するときに使用します。

例えば、23~145チャンネルにHTPルールを適用する場合、Fromフィールドに23を入力し、Toフィールドに145を入力します。

次に、”モード”ドロップダウンリストの中のHTPルールを選択し、”デフォルトモードに設定”ボタンをクリックしてください。

 

これは、Zero・HTP・LTP・S1(ソース1専用)・S2(ソース2専用)・BackupとしてのS1,S2

左端の数字はアートネットストリームとしてネットワーク上に出力されるユニバースチャンネル番号です。

S1列にある数字は、ソース1のチャンネル番号を表し、S2列にある数字は、ソース2のチャンネル番号を表します。この設定により、出力チャンネルに対しマージするチャンネルを個別に指定したソフトパッチが可能になります。

"変更"ボタンをクリックすると、このウィンドウが閉じられ変更内容が確定します。変更が確定したというメッセージダイアログが表示され、このメッセージを閉じるとノードの設定画面に戻ります。